ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)
水原 秋桜子『馬酔記』 1954年
2021/07/16
水原 秋桜子 『馬酔記』 近藤書店、1954年
水原秋桜子(1892-1981)は、孝四郎と獨逸学協会学校中学校で同窓。第一高等学校を経て、東京帝国大学医学部に入学、産科医としても活動した。
「白地に木版技法で灰青と灰茶の地模様。文字は黒。表紙は灰青地で文字のみ。」( 恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』(三省堂サイト;https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/)掲載、邦郎によるコメント、159頁)。
<参考>
獨協大学天野貞祐記念館1階の獨協歴史ギャラリーにて、第2 回企画展「獨逸学協会学校と文化芸術家たちの群像」が2010年10月31日から2011年4月30 日まで開催されている。