ご紹介, 装幀の仕事(孝四郎)
前田夕暮『夕暮遺歌集』 1951年
2021/07/16
前田夕暮 『夕暮遺歌集』 長谷川書房、1951年
前田夕暮(1883-1951)は、明治から昭和にかけて活動した歌人。神奈川県秦野市出身、秩父郡両神村と大滝村にも住まいし、その風景を歌った歌集を発表。
自然主義の歌人として知られる。
「表紙はカバー共通。蕗の葉を木版技法で移したもの。黒と緑のかけ合せ。扉は朽葉の脈絡をフォトグラムしたもの。」( 恩地邦郎・編『新装普及版 恩地孝四郎 装本の業』(三省堂サイト;https://www.sanseido-publ.co.jp/publ/gen/gen4lit_etc/onchi_sohonwaza/)掲載、邦郎によるコメント、155頁)。